ドクター斎藤が映画のロケ地で出会った和牛生産者、岡山の「哲多和牛牧場」の経産牛を富士山のふもと「ふもとっぱら」で放牧。グラスフィニッシュで体質改善を図る試みをしている和牛です。Saito Farmでの取り扱いを記念して、ブロック肉、ステーキカットの特別セットをお届けします!
「ふもとっぱら放牧牛 by Saito Farm」とは?
ドクター斎藤が、自身のドキュメンタリー映画『ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?』(2023年公開予定)のロケの中で運命的に出逢った和牛生産者、岡山の「哲多和牛牧場」。ドクター斎藤は、この牧場の経産牛(出産を経験した牛のこと)を屠畜(とちく)前に富士山の麓「ふもとっぱら」に放牧し、体質改善を図るという試みを始めています。この稀少な映画から生まれた稀少な牛。初めて出荷された牛肉が今回の商品です。
29個数量限定で予約販売開始
今年は3頭をリリース。3頭のうち2頭は「ふもとっぱらキャンプ場」内で提供・販売されます。残りの1頭は、Saito Farm 麻布十番の店頭で販売されますが、遠方にお住まいの方のために、29個数量限定でmdストアで販売させていただきます。 味に関しては、哲多和牛牧場の再肥育牛はすでに定評がありますが、ふもとっぱらで富士山を眺めながら草を食べ、自由に寝て起きて余生を過ごした牛の味がどうなるのか? みなさんでぜひ検証していただければと思います。
評価の高い「哲多和牛牧場」
岡山にある「哲多和牛牧場」は、子牛の生産(繁殖)、肉牛の生産(肥育)を一貫して行う黒毛和牛の生産者です。この新見地区は「竹の谷蔓牛」という和牛ルーツの一つである血統(系統)発祥の地域。哲多和牛牧場は、その純血統の維持存続の取り組み、繁殖での親子完全放牧の取り組み、オール発酵飼料での肥育の取り組み、高い評価を得ています。
経産牛について
子牛を産む母牛が引退して肉牛になる流通過程で呼ばれる呼称。通常の肉牛が2、3歳で屠畜(とちく)されるのに比べ、経産牛は高齢で肉質が硬くなり、市場では評価が低いのが常識。ですが、屠畜(とちく)前の餌の工夫により、肉質の改善が可能。適切に再肥育された経産牛は食肉としての価値が高まり、注目されてきています。
鍵は「グラスフィニッシュ」
グラスフィニッシュとは、放牧により経産牛を体質改善することです。経産牛を最後に放牧する目的は、牧草牛がもつ健康特性の獲得をさせること。そしてもう一つ「牛の胃腸内フローラを草食で変化させることでおこる体質変化」を評価検証することです(今後、データ収集をしていきます)。
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